神戸の森とは

東北に「神戸の森をつくろう」プロジェクトについて

神戸市立玉津中学校吹奏楽部の生徒達が、平成24年10月13日、気仙沼・地福寺で行ったチャリティーコンサートの際、地福寺の和尚様が「海べの森をつくろう」という取組みを行っていることを知った。この取り組みは、気仙沼の海辺に植樹を行なうことで、津波を防ぐ「防潮」と被災者の「鎮魂」及び被災体験の「伝承」を行おうとするものである。  今回の震災でも、一本のケヤキの木にしがみつき、10人の方々が命を救われたことを聞いた。玉津中学校の子ども達は、被災地支援活動としてこの取組みを支援することを決め、東北に「神戸の森をつくろう」プロジェクトを開始した。市内の学校等にも参加・協力を呼びかけ、神戸市中にこの取り組みを広める活動を始めた。 生徒達は、この活動を通じて被災地の方々へ「忘れていませんよ」というメッセージを発信し続けるとともに、植樹活動を通じて具体的な支援活動を継続し、木々の成長とともに交流が深まっていくことを願っている。

現在では、生徒達が中学校卒業後も吹奏楽団PASSION(玉津中学校吹奏楽部卒業生&多聞東中学校卒業生よるバンド)を結成して演奏活動を継続して行っている。今はコンサートの趣旨に賛同した神戸市立多聞東中学校生徒会、吹奏楽部に取組みが受け継がれている。なお、子ども達は、東日本大震災の「7回忌」にあたる2017年3月に、チャリティコンサートで協力・出演していただいた方々全員に声をかけ、気仙沼の「神戸の森」での追悼チャリティコンサートを企画し実現させた。当日は両校の卒業生と多聞東中学校在校生の総勢76名で宮城県気仙沼市を訪れ、7回忌追悼演奏を行った。追悼演奏を終えた生徒たちから、復興はまだまだ半ばであるため今後も継続してチャリティーコンサートを行いたいという言葉が出たため、継続して行って行く予定である

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東北新幹線一ノ関駅下車⇨JR大船渡線で気仙沼駅下車⇨気仙沼線で陸前階上駅下車⇨徒歩又はタクシーで地福寺着⇨徒歩10分で神戸の森着