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八軒中学校からお礼の染物が届きました

「染物の贈り物」

○仙台市立八軒中学校よりの染物の寄贈について ・八軒中学校長菅原先生からのメッセージ

「八軒中学校生徒、教職員、父母教師会全員からの気持ちとして、義援金を贈っていただいている玉津中学校のみなさんに感謝の気持ちをこめて、旗を贈ります。この旗は本校25代父母教師会長 永野仁(永勘染工場)さんのところでつくっていただきました。」

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・染物について 永勘染工場(代表取締役社長 永野 仁:元 八軒中学校父母教師会会長)にて製作。江戸時代初期に整備された染師の町、南染師町(仙台市若林区)にあって、明治20 年創業。伊達文化を今に引き継ぐ、昔ながらの染め技法を用いて、一点物のオーダーメード暖簾等を製作している。

・染めあげられた言葉「仁恕」(玉津中学校の教育理念)について 当時の神戸市教育委員長であった、木戸只一先生が思いを込めて玉津 中学校の心のよりどころとして示されたもの。昭和46 年7 月6 日「仁恕」の碑の除幕式で木戸先生は、「仁というのは、互いになかよくするということです。友どうしがいたわりあい、なかよく人生をおわっていく、これが仁です。恕というのは、他人を思いやることです。つまり、友だちの悲しいときには自分も悲しんであげ、友だちの喜びには自分も心から喜んであげるのです。また、友だちが失敗してもゆるしてあげる、こういうのが恕なのです。この仁と恕のふたつができたら最高ですが、そんなすばらしい人はこの世の中にはなかなかおりません。だから、あなたがたはひとつだけでよいから行いに心がけてください。仁ひとつでもよいし、恕ひとつでもよいのです。どちらでもよいから、広くおもいやりの心をもって、人さまに接してあげられる人になってくださればありがたいのです。」

・第65回卒業証書授与式 学校長式辞(抜粋)  (前略)この一年間には、悲しいことやつらいこともありました。日本の国全体としては、三月十一日の東日本大震災がありました。私は十七年前の一月十七日に阪神淡路大震災が起こったとき、自分が生きているうちに日本でこれ以上の大きな災害はないだろうと思いましたが、その数倍の規模の地震が発生してしまいました。 そのような中で、心を痛めた皆さんが、「今、自分たちに何ができるか」を考え、それぞれの立場で、それぞれのできることに取り組んできました。その一環として生徒会執行部中心の募金活動や吹奏楽部中心のチャリティー演奏会があります。それらの「玉津中学校生徒全員の思い」への感謝の形として、姉妹校・仙台市立八軒中学校から「仁恕」と「校訓 自立・創造・協調」の染物が贈られ、今、この体育館に掲げられています。校長先生はこの染物を見る度に玉津中の教職員であることに誇りを感じます。有難う。(後略)

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仙台市立八軒中学校から最初のお手紙を頂きました

震災直後に行ったチャリティーコンサートでいただいた募金を、仙台市に住む同じ吹奏楽を行っている八軒中学校吹奏楽・合唱部に届けることにしました。

第1回目と2回目のチャリティーコンサートの様子を収録したビデオを募金と一緒に八軒中学校に送らせてもらいました。

すると、八軒中学校の生徒からお礼のお手紙が届きました。

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